【湖沼調査】 池の水質調査に行ってみました!
こんにちは、WEB担当です。
身近にある公共の水がどのように調査されているのか知っていますか?
私は、公共の水に関しての知識があまりありませんでしたので、勉強も兼ねて、池の水質調査に同行してきました。
そこで今回は池の調査の様子についてお話したいと思います。
採取の準備
湖沼の調査では、水質の代表地点で採水するため、湖心(湖の中心)で採取することが多いです。今回も、湖心を含む複数点で採取を行いました。
まずは、湖心のサンプルを採取する際に使用するボートを膨らませていきます。
大人2人が乗る大きなボートなので、膨らませるのが大変そうでした、、、
湖沼調査の様子について
調査は、陸上、船上の複数点で採取をしていきます。
準備が整ったら採取場所に行き、測定する検体を採取します。陸からの採取は、柄杓(ひしゃく)等を用いて行いました。
次は準備したボートを使い、池の岸辺だけでなく、池の中央で採取を行います。
岸辺での採取だと、水深が浅い、風の影響を受けやすいなどの要因が発生するので、池の中央部分の水も採取していきます。
また、水質だけではなく、底質(湖沼の底にある土壌)の調査も行いました。この調査は、橋の上からエクマンバージ採泥器を使用して採取を行います。
【エクマンバージ採泥器】とは?
エクマンバージ採泥器とは、池底の泥を採取することができる機械です。
ロープで採泥器を引き上げて、試料を取り出します。
この機械を使って、底質の有機物量と植物プランクトン等の栄養となるような成分を分析し、経時変化をモニタリングしています。
池の水質調査に同行した感想
今回、私は初めて水質調査の同行をしました。採取する器具や採取方法など、初めて知ることばかりだったので、実際に近くで見ることができて勉強になりました。
最後に
今回のブログでは、実際の池の水質調査の様子についてご紹介しました。
当社では、湖沼調査の他にも河川調査なども行っております。
河川調査については、こちらのブログを参考にしてください。
湖沼調査についてご相談などがありましたら、お気軽にお問い合わせください!