定期的なアスベストの気中濃度測定のススメ!
アスベストが含まれることが分かっているビルや施設の管理担当者様、そこで働く皆様へ
既にご存じかとは思いますが、アスベストは十年~数十年継続して吸入することで、肺がんや中皮腫の原因になることが知られています。
アスベストは高度成長期まで経済的合理性を優先して、耐火材や断熱材や防水材などに使われて来ました。しかしながら、諸外国の健康被害の報告から、1975年より段階的に使用の禁止が通達され、2006年に完全に使用禁止となりました。
古い建築物には今もアスベストが残っている可能性があります
2000年代にアスベストの問題が広く認知されて以後、吹き付け石綿等は封じ込め処理がされているものがほとんどです。
例えば、古い建築物を解体する際に石綿含有の有無を確認する事前調査をする際、古い建物には建築に関する図面が完全に残っていないものもあります。実際に調査をすると、封じ込め処理をされた吹き付け石綿以外にも、石綿を含有した建材が建築物に含まれていることがあるため、古い建物で働く方々やテナント入居者様に石綿への曝露リスクが懸念されます。
実際に報告されている健康被害事例
公表されている労災事例でも、石綿を含む建物で長年働き続けたため、肺がんを発症し、死亡する事例が報告されています。
事例:
鉄道の高架下でアスベストが使われた建材が倉庫に含まれることを知らずに長年倉庫に出入りした結果、アスベストに長年曝露して肺がんを発症した事例。
ほかにも、パイプスペースにある設備をチェックする業務を行っていた設備管理職の方が、肺がんを発症し、亡くなる事例も報告されています。
アスベストによる健康被害を防ぐために
私たちは、このような健康被害や曝露リスクを低減するため、アスベストの気中濃度測定を実施しております。
施設担当者様や自らの働く職場でのアスベストの健康被害を防ぐためにも
アスベストの気中濃度を定期的に測定することを強くおすすめします。
アスベスト気中濃度の測定方法
弊社では、JISに準拠した方法により、半年に1回を目安とした測定を実施しております。
測定機器を用い、弊社の分析室にて顕微鏡でアスベスト繊維がろ紙上に存在するか、1サンプルずつ確認をしております。
弊社ではこの様な報告書を、アスベスト気中濃度の測定を依頼されたお客様へ発行し、皆様のアスベスト曝露リスクを可視化するお手伝いを行っております。
安心して働ける環境づくりのために
アスベストによる健康被害は、曝露してから発症まで数十年かかることも珍しくありません。そのため、「現在問題が起きていないから大丈夫」と判断するのではなく、定期的な確認によってリスクを把握することが重要です。
建物の管理責任を果たすためにも、また、そこで働く方々の健康を守るためにも、アスベストの気中濃度測定をご検討ください。
尾北環境分析株式会社では、アスベストに関するご相談や気中濃度測定のご依頼を承っております。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。