【化学系実験】ケミカルガーデンを実際に作ってみました!
ケミカルガーデンとよばれる化学実験があるのをご存知ですか?
当社では、普段薬品を使い環境測定をしているのですが、環境や化学についてより多くの人に興味を持っていただくためにケミカルガーデンを作ってみました。
今回は、その様子についてご紹介したいと思います!
こちらのブログについてはYouTubeにて動画バージョンも公開していますので「【夏の自由研究に!】3時間で作れるケミカルガーデン~実験の様子~」もぜひご参考ください!
ケミカルガーデンについて
ケミカルガーデンとは、金属塩の試薬が樹氷状に成長したものを指します。
別名で、「化学の花園」と呼ばれています。
使用する金属塩によって、様々な色彩を持ったものが作れるので、展示会などでも飾られていることがあります。
必要なもの・作業の手順
実験にあたり必要なものは、以下の通りです
- 上部をきったペットボトル
- 水ガラス(ケイ酸ナトリウムと水を混ぜ合わせたもの)
- 金属塩(今回は硫酸銅と硫酸鉄と塩化コバルトを使用しました)
作業手順としては以下の通りです。
1.上部を切り取ったペットボトルにケイ酸ナトリウム20gと水を注ぎ、よく混ぜて、水ガラスを作成します。
2.水ガラスの中に金属塩を入れます。
3.金属塩が伸びてくるまで放置します。(今回は3時間ほどで成長しなくなりました。)
実験結果について
結果は以下のようになりました。
今回は、金属塩を種類別で3つ作成しました。
なかなか綺麗につくることができたのではないでしょうか?
特に一番右側のケミカルガーデンが大きく成長できました。
今回は青色系の試薬で作成しましたが、オレンジなど明るい色で作っても面白そうですね!
最後に
今回のブログでは、ケミカルガーデンの実際の作り方についてご紹介しました!
当社では、実験や環境関連の動画のリクエストも受け付けております。
見てみたい実験動画や、環境についての解説などありましたら、お気軽にお問い合わせください!