【作業環境測定】粉じん測定現場の様子について
こんにちは!広報担当です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
私は普段、ブログやYouTubeの管理を行っていますが、先日、勉強のため作業環境測定の粉じん測定現場見学に行ってきました。
※作業環境測定の粉じん測定についてはこちらのブログを参考にしてください
そこで今回は、実際の作業環境測定の粉じん測定現場についてご紹介したいと思います。
実際の作業環境測定の粉じん測定現場について
まず最初に事務所へ伺い、本日の測定についてのご報告をします。
それから現場に入り測定場所にて、作図を行います。
前回と測定場所に変更がある場合は、変更された機械や配置、測定ポイントの訂正を行うこともあります。
次に粉じん測定を行っていきます。
粉じん測定を行う際には、まず測定場所の測定ポイントとしてB測定とA測定を決めます。
測定ポイントの数(A測定のみ)は測定場所の広さ、形状によって変わります。
B測定、A測定とは
粉じんの発生源の近くで作業する作業員が高い濃度に曝される危険があるかを調べるための測定を「B測定」。
測定場所によって変化しますが、基本は6m以下の等間隔で無作為に選んだ5点以上を「A測定」といいます。
測定の際には、ハイボリュームサンプラー、デジタル粉じん計を使用し、大気中の粉じん濃度を測定していきます。
ハイボリュームエアーサンプラー
※ハイボリュームエアーサンプラーについてはこちらのブログを参考にしてください
デジタル粉じん計
1測定ポイントにかかる時間は10分程度ですが、状況によって測定時間は変わります。
B測定、A測定と並行して、各測定ポイントにて気流測定や湿度、温度などの測定を行います。
測定時には作業者の方の業務の邪魔にならないよう、配慮して対応させていただきます。
以上で、1か所目の測定場所の粉じん測定が終わりです。
今回は3か所粉じん測定を行い、作業時間は3時間ほどでした。
測定後は当社の分析室にて分析を行い、2~3週間程で報告書をお送りいたします。
最後に
今回のブログでは、作業環境測定の粉じん測定現場をご紹介しました。
粉じん測定についてご相談などがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。