【溶接ヒューム】実際にマスクフィットテストやってみました!
こんにちは、WEB担当です。今回は、フィットテストについてお話したいと思います。
私は業界未経験で入社し、フィットテストという言葉自体を初めて聞きました。
そこで実際にフィットテストを行ってみたので、フィットテストをご検討の方の参考になればと思います。
フィットテストについて
マスクのフィルター性能がどんなに優れていても、マスクが顔にフィットしていなければ本来の性能が発揮されません。
その為、フィルター性能と顔との密着度の両方を確認する必要があります。
マスクが着用者の顔にフィットしているかを評価するために行うテストをフィットテストと言い、マスク使用者の健康被害を防止する為に行います。
なぜフィットテストを行うのか
溶接ヒュームの濃度測定結果に応じて適切な防護マスクを選んだとしても、装着の仕方によって十分な力が発揮できない場合があります。
また、故障や劣化により、保護力が落ちてしまう場合もあり、マスクの密着が不十分で漏れがあると有害物質の吸入を防ぐ効果が低下する恐れがあるからです。
手順について
専用の計測装置を用いて、面体の中と外の粒子の個数を計測し、呼吸用保護具と顔面との密着性を確認していきます。
マスクをそのまま付けるだけでなく、深呼吸や頭を上下左右に動かす、発声するなど、定められた各動作を行い、試験を実施しました。
テストを行った感想
最初にマスクフィットテストという言葉を聞いた際に、私たちがいつも着用しているマスクが、自分の顔に合っているか、マスクの性能がしっかりと発揮されているかという検査だと思っていました。ですが実際は、金属アーク溶接等作業をされる方が溶接ヒュームを吸い込んでしまうと神経障害等の健康被害を及ぼす恐れがあるので、そのような被害を防ぐというテストでした。
この検査は、特定化学物質障害予防規則にて義務付けられており、神経障害等の健康被害を防ぐために必要なとても大事な検査だと思いました。
最後に
今回のブログでは、マスクフィットテストについてご紹介しました。
フィットテストは、想像よりも簡単で、短時間で行うことができると感じたので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください!