【コラム】レジオネラ属菌が検出されたら?
2023年2月ごろ、「基準値の3700倍のレジオネラ属菌が検出された」とのニュースが報道されました。(※引用「テレ朝ニュース」)
公衆浴場法に基づいて福岡県では条例で、連日使用する循環浴槽において、週に1回以上お湯の入れ替えが義務付けられていました。
しかし、定められた頻度でお湯の入れ替えがされておらず、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されました。
そこで今回は、レジオネラ属菌が検出された際の対応や、防止対策について簡単にご紹介していきます。
レジオネラ属菌が検出したら?
レジオネラ属菌が検出された際の対応としては、まず各自治体の保健所で届け出を行う必要があります。
届出の提出先は、県のHPから確認することができます。
その後は保健所の指示に従い、改善措置等を行っていきます。
防止対策について
レジオネラ属菌による感染を防ぐ対策としては、
- 風呂のお湯を定期的に入れ替え、浴槽の汚れを落とし清潔に保つこと
- 加湿器を使用する際は水の継ぎ足しはせず新しい水を入れ替えて使用すること
- 使用後はタンクを洗浄して乾燥させること
などがあります。
また、公衆浴場における衛生管理要領で定期的な水質検査が決められているので、分析値を管理することも重要です。
※詳細はこちらのブログ「【公衆浴場・旅館の事業者】浴槽水の水質検査と水質基準について」をご参考ください。
最後に
今回のブログでは、レジオネラ属菌が検出された際の対応や、防止対策についてご紹介しました。
当社は、レジオネラ属菌の検査や浴槽水の水質検査をしております。
ご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。