【コラム】サギは強くてたくましい?
愛知県の東名阪自動車道の蟹江IC及び弥冨ICは、春から9月初旬にかけて、サギのコロニーが形成されることで有名です。
主にチュウサギ・アマサギ等が、インドネシアやフィリピンなどの東南アジアから数千キロの旅をしてやってきます。
また、ダイサギやアオサギ、コサギなど国内の移動する種類のサギもコロニーに見られます。
そこで今回は、サギの生態についてご紹介したいと思います!
サギの生態について
下の写真は蟹江ICの様子になります。
見ての通り、自動車交通量の多い場所で、音もうるさく落ち着かないと思うのですが、毎年数千羽のサギ類が営巣しているようです。
その理由として、近くに水田や河川があり、餌場が豊富であることや外敵も近づいてこないといった要因があるものとされています。
しかし、サギが自動車と衝突する危険性も含んでいます。
蟹江ICでは、こうした事故を防ぐため、ガードレール上にロープ類が設置されています。
ロープ類を設置することで、サギたちが飛び立つ際に道路上にさしかかる前に上昇するよう誘導しているものです。
このように、人間の生活の中でも生き物と共存できるように工夫されているものが多くあります。
注意深く観察すればほかにも、そういった工夫されているものが発見できるかもしれません。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回のブログでは、サギの生態についてご紹介しました!
蟹江IC以外でも、サギたちが生息しているのどかな田園風景が見られる事例もあります。
※サギたちが生息しているのどかな田園風景についてはこちらのブログを参考にしてください
人間からサギに歩み寄る形での共存でありますが、鳥(自然界の生物)の対応能力の高さが感じられました。