【作業環境測定】ご依頼方法から報告書までの順序
労働安全衛生法により、有害物質を使用する作業場では労働者が働く環境が適切かどうか状況を把握する目的のため、作業環境測定を行うことが義務付けられています。
対象となる作業場は、塗装、洗浄、研磨など多様です。
また、測定義務があるのに測定を怠っている事業者は労働基準監督署から指導などの措置がとられることがあります。
そこで今回は、当社が提供する作業環境測定のご依頼から解析、そして報告書をお渡しするまでの順序についてご紹介したいと思います。
作業環境測定とは
作業環境測定とは、労働安全衛生法に定められており、労働者の健康障害防止のために作業環境の測定や評価を行い、その結果に基づいて作業環境を改善することが目的の測定です。
環境測定には
- 粉じん
- 特定化学物質
- 金属類
- 有機溶剤
など様々な分類があります。
1.打合せ
作業環境測定のご依頼をいただきますと、はじめに現場の状況等内容について詳しくお話をお伺いさせていただきます。
例として
- 現場の広さ
- 作業内容
- SDS(安全データシート)の提示
- どのような有害物質をお使いなのか
など作業内容等をお聞きした上で必要に応じて下見にお伺いさせていただきます。
2.作業環境測定
当社有資格者(作業環境測定士)が訪問し、測定対象となる物質のサンプリングを行います。
測定時間は、1作業場当たり1時間程度ですが、測定物質により多少異なります。
測定の際、お客様には通常どおりの業務をしていただくようお願いしております。
3.解析
採取したサンプルを、当社分析室に持ち帰り分析をします。
分析する項目によりかかる日数が、異なりますので詳しい日数について知りたい方は、お問い合わせのページからも承っておりますのでお気軽にご相談下さい。
4.報告書お渡し
解析した結果データをもとに報告書(書面)を作成します。
納期については、測定から測定から報告書お渡しまで2~3週間程となっております。
お急ぎの場合
ご相談の上、対応することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
5.アフターフォロー
報告書をお渡しするだけではなく、より安全に作業できるよう環境改善、作業改善などの対策等もご提案させていただいております。
最後に
今回のブログでは、作業環境測定の順序についてご紹介しました。
作業環境測定についてご相談などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。