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土壌・産廃分析
2021.04.02(金)

【土壌分析】ご依頼方法から報告書までの順序について

土壌分析

土壌は一度汚染してしまうと土壌の中に長期間、有害物質が残っている状態になってしまい環境に悪影響をもたらすこともあります。

そのため環境基本法のもと、土壌環境基準が定められています。

また、土壌汚染対策法により土壌汚染調査が必要となる場合があります。

そこで今回は、当社が提供する土壌分析のご依頼から採取方法、分析、結果報告書のお渡しまでの順序についてご紹介したいと思います。

当社の土壌分析は、東海地方の市町村などの行政からご利用をいただいており、ほかにも建設企業から建設残土の分析依頼をいただくこともあります。

また遠方のお客様にも、分析サンプルを郵送していただくことで多くのご利用をいただいています。

1.打合せ

土壌分析を行う前に、

  • 分析を行う場所
  • 分析項目
  • どのような測定を行うのか

などの打合せを行っていきます。

お客様の求める分析項目を全28項目からも選択することも可能です。土壌28項目

※令和3年4月1日より、カドミウムとトリクロロエチレンの値が変更されました。

2.土壌サンプルの採取

パターン1 当社技術者が採取に伺う

当社技術者が検査対象となるお客様の表層(0~50㎝)の土壌(500g程度)を分析サンプルとして採取させていただきます。

パターン2 お客様自身での採取

お客様自身で採取していただき、分析サンプルを郵送にて当社に送りいただきます。
また分析項目によっては事前に当社にて専用容器及び採取器具をご用意させていただく事も可能です。

※土壌の採取は法律によって定められている場合がありますので、必ず事前にご相談ください。

3.分析

当社分析室にて土壌の分析方法(環境庁告示第46号等)に基づいて分析を行っていきます。

分析を行う際に、お客様の求められる分析項目によって上記分析方法に定められていない分析項目や含有量試験などにも対応できます。

4.証明書お渡し

分析したデータをもとに、土壌の計量証明書を作成します。

計量証明書とは

計量証明書とは、分析項目と分析値が記載されている報告書になります。

土壌分析にかかる時間は、目安として2~3週間ほどで、分析を行ったのちに結果データを報告書(書面)としてお客様にお届けいたします。

お急ぎの場合

ご相談の上、対応することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

5.アフターフォロー

新しくご担当になった方や、化学物質等にあまり詳しくないお客様には

  • 報告書に載っている項目がよくわからない
  • 数字、単位など馴染みのないものなのでよくわからない
  • この土壌で作物を育てても大丈夫なのか

など、お困りごとや疑問点などがあるかと思います。

私たちは、そういった疑問にお応えできるよう報告書をお渡しするだけでなく、分析項目の解説や、数値の見方の説明など、お客様に寄り添って対応させていただきます。

最後に

今回のブログでは、土壌分析の順序についてご紹介しました!

土壌分析について、ご相談などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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